戸建てでもマンションでも生活する際は様々な費用がかかるため、しっかり内訳を確認して計算しておく必要があります。
その中で1番気になるのは電気代ではないでしょうか。2023年に入ってから電気代は特に値上げもあり、家計にも大きく影響が出ていることでしょう。
この記事を読めば「電気代はどれくらい高くなっているのか?」「どのような対策を行えるのか?」という疑問が解決するはずですよ。
電気代が2万円を超えているという人は、ぜひ記事を読み進めてくださいね♪
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電気代が大幅値上げされた理由
電気代が大幅に値上がりしたのは、化石燃料エネルギーの高騰が原因だと言われています。
日本は電気を作り出すために約4分の3を石油や石炭、天然ガスなどの化石エネルギーに頼っており、そのほとんどが輸入となっています。
そのため様々な要因により、近年の電気代は大きく値上がりました。
具体的な例としては、新型コロナ感染に後の人材不足による輸送の遅れやロシアとウクライナの戦争、またヨーロッパ諸国の制限による影響や世界最大の石炭輸出国であるインドネシアの輸出制限などがあげられます。
電気代が2万円って高すぎる?
あなたの電気代が高いのか安いのか、客観的に見てみましょう♪
電気代は今や2万円を超えると言われています。ただ、電気代で2万円は高過ぎると思う人もいるでしょう。
電気代は使用量によって決まりますが、具体的な金額について把握しておきたいはずなので紹介しましょう。
電気代が2万円を超えるのは何人家族から?
電気代は使用量によって異なりますが、家族を構成する人数によっても変わります。
一人暮らしや二人暮らしの場合は、電気代が2万円を超えると高いと言えますね。
しかし三人暮らしや四人暮らしであれば、季節によって電気代が2万円を超えることもあるかもしれません。
一般的な家庭の平均だと、月々の電気代は13,000円〜16,000円以内に収まるでしょう。
そのため、電気代が2万円を超えるのは4人以上で住んでいる場合であり、3人以下で住んでいる家庭であれば支払い過ぎと考えてください。
季節ごとの電気代の平均額
季節 | 1~2人家族の場合 | 3~4家族の場合 |
春 | 5,791円〜9,515円 | 10,874円〜12,000円 |
夏 | 5,330円〜8,832円 | 9,965円〜11,500円 |
秋 | 5,135円〜8,384円 | 9,771円〜12,000円 |
冬 | 6,535円〜11,396円 | 13,117円〜17,000円 |
季節ごとの電気代の平均額を確認してみると、基本的に1〜4人の家族であれば、電気代が2万円を超えることはありません。
季節別の価格を確認すると、冬だと暖房を利用する機会も増えるため他の時期より金額が値上がりします。
それでも2万円を超えることはなく、冷房を使用する夏場でも2万円超えはありません。
家族が4人以上になると電気の使用量が増えるため2万円を超えることも考えられますが、基本的に春や秋などの時期は電力をたくさん使用する機会はないため、2万円を超えた場合は節約すべきです。
電気代が高くなりがちな理由
電気代が高くなるのはいろいろな原因がありますが、在宅勤務などで家にいる時間が長いと、電化製品や機器の使用により電気代が高くなる傾向にありますよ。
特に、洗濯機やエアコンは電気の使用量が大きい製品です。
1日に何回も洗濯機を回すことや、エアコンを長時間使用していると電気代が高くなることに。
さらに、使用している電化製品が古い場合、エコ機能が搭載されていないものが多いため、より電力消費が大きくなる場合があります。
新しい製品だと電力を抑える工夫がされているため、タイミングを見て買い替えるのが良いでしょう。
- 洗濯機の使用頻度が高い
- エアコンの使用
- 在宅勤務などで家にいる時間が長い
- 電化製品が古い
電気代高騰を乗り切る!電気代の節約方法
電気代は近年、世界情勢や経済的な理由で高騰しているため、生活費を圧迫されている家庭もあるでしょう。
そのため、電気代の節約方法に付いて把握しておくのは大事です。
電気代を少しでも抑えるためにどのような方法を用いられるのか紹介しましょう。
契約中の電気プランを見直す
一番シンプルで大きく電気代が変わる可能性がある方法が、プランや会社を見直す方法です!
契約中の電気プランを見直すのは良い方法です。電気料金プランには使用量の多い家庭向けや時間帯による変動性、ポイントが還元を実施しているなど、いろいろあります。
今まで契約していた電気プランも高騰によって支払いが大きくなっているなら、別の電気プランへ乗り換えることで費用を安くできる可能性もありますよ。
電気プランを見直すのは面倒に思える人もいるはずですが、年間で3万円近く節約できる場合もあり、1ヶ月換算だと2,000円以上も安くすることも可能です。
そのため、どのような電気プランがあるのか見てみるだけでもしてみましょう。
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冷暖房の使い方を見直す
冷暖房の使い方を見直すことも大事です。
節約に欠かせない冷暖房は、電力の消費が大きいので電気代が上がります。ただ、使い方によっては電気代を抑えることも可能です。
どのような使用方法があるのか紹介しましょう。
設定温度は夏季28度、冬季20度が目安
エアコンを使用するときに室温の設定温度を低くすると、多くの電力を消費します。
そのため、電力消費を抑えるために設定温度が重要になるため、低くなり過ぎない程度に抑えるのがポイントです。
目安としては夏場でも冷房として使用するなら28℃、冬場で暖房にするなら20℃がおすすめです。
例えば、夏に設定温度を27℃から28℃に変えるだけで、電気代は1,000円近くも安くなります。暖房も1℃異なるだけで1,600円ほど変わります。
部屋の大きさなども影響しますが、自分の快適な温度とのバランスを考えて設定温度に注意しましょう。
サーキュレーターや扇風機を上手に活用
エアコンを使用する際に、サーキュレーターや扇風機を活用するのも良い方法です。
サーキュレーターを使用することで空気を循環させることができ、冷房や暖房の空気を効率よく部屋中に回すことが可能になりますよ。
特に、冷房時はエアコンの風向きを水平にしてサーキュレーターを上向きにすると部屋の空気の循環率が上がるため、設定温度が多少高くても快適に過ごせます。
また、扇風機を使用すると風を自分に向けられるため涼しさを感じることができますね。
設定温度を上げ過ぎず、低くし過ぎないようにできるため考えてみましょう。
フィルターはこまめに掃除する
エアコンのフィルターは、こまめに掃除してください。
フィルターにゴミが付いていると風の通りが悪くなり、設定温度に到達するまでの時間が長くなるため、電力の消費が大きくなり、電気代が余計にかかる結果になるでしょう。
そのため、エアコンのフィルターはこまめに掃除するのがおすすめです。できれば月に1回はフィルターを外して水で洗い流すことや、ほこりを掃除機で吸い込むと綺麗になりますよ。
夏場や冬場は特に使用量も多いので、季節の変わり目にはフィルターの掃除をしましょう。
冷蔵庫の設定温度をチェックする
冷蔵庫の温度設定もチェックするようにすべきです。
冷蔵庫の温度は設定温度を「強」にしておくほど、電力消費が大きくなるため、電気代が上がる要因になります。
夏場は「強」設定でも良いですが、冬場の場合は気温が低いため、冷蔵庫の温度は「弱」にしても食品を傷めるリスクはないでしょう。
また、夏場でも気温に問題ないようなら「中」にしておくと電気代が節約できますよ。
適切にかえると電気代は1,000円以上も安くなるため、行ってみてください。
洗濯機の乾燥機能は短く
洗濯機を使用した後の乾燥機は短くしておくのも大事です。
乾燥機を使用すると電気代がその分増えます。
急ぎで乾燥させたい場合は使用すべきですが、できるだけ自然乾燥するようにすると、電気代を節約できるはずです。
または自然乾燥させた後に補助的に乾燥機を使用するなど、頻度を変えると電気代を抑えられるため、やり方を工夫しましょう。
電気代の支払いはクレジットカードがお得
電気代を支払う際は、クレジットカードを使用するのがおすすめです。
電気代は基本的に口座振替、クレジットカード、振込用紙の3種類ですが、振込用紙だと手数料を取られる場合があります。
ただ、クレジットカードだと使用することでポイントが貯まること、電力会社によって割引が適用されるケースがあるなど、お得に支払える可能性が高いです。
口座振替は何もキャンペーンが適用されないケースが多いので、できればクレジットカードを発行して支払うようにしましょう。
クレジットカードだと還元制度があるのでお得ですね!
オール電化って本当に安いの?
最近の住宅だとオール電化使用になっているところが増えています。
オール電化は「電気代を安くできるという」という声もありますが「本当に安くなるの?」と疑問に感じる方もいるでしょう。
オール電化についても内容を紹介します。
オール電化とは
オール電化とは調理や空調、給湯など生活に必要な熱源を全て電気で行う住宅です。
例えば、キッチンであればガスの代わりに、IHクッキングヒーターを使用します。
ガスや灯油などは使用せず、全て電気を使用するため、他の燃料費がかからないメリットがあります。
オール電化にすると電気代は節約できる?
結論からいうと、オール電化にしても電気が節約できるわけではありません。
オール電化にしても深夜割引のプランや、家電をたくさん使用するなど使用量が多いと電気代は上がります。
オール電化で電気代を節約するためには、なるべく夜間に電気使用する、電化製品の使用をできるだけ抑えるなど、工夫しなくては節約になりません。
そのため、オール電化という言葉だけで節約できると思わないようにしましょう。
【まとめ】電気代2万円を見直そう!
電気代は値上がりしているため、生活費の中でも負担を強いられる可能性があります。
しかし、節約方法を押さえておくなら電気代が高くなることを防ぐことができ、2万円以内で抑えることも可能です。
今の段階で自分の使用方法を見直してみてください。