働いても働いてもお金が足りない、気づけばカードの支払いで給料がなくなる。
生活費がないし貯金もない、だからお金がなさすぎて毎日が楽しくない。
家計簿を見ても給料より支払いが多い現実に、落ち込むばかりという声も少なくありません。
そこで今回は、支払いだけで給料がなくなる原因と対処法について解説します。
▼この記事を読んで分かること

この記事を読めば、きっと「給料が一瞬でなくなる」状況を改善していけますよ!
支払いだけで給料がなくなる3つの原因


ここでは、支払いだけで給料がなくなる3つの原因について解説します。
給料日を迎えてもお金が一瞬でなくなるのは、多くの人に共通する原因があるからだといえるでしょう。



まずは、生活を圧迫する根本的な要因を明確にすることから始めてくださいね!
給料より支払いが多いから
支払いだけで給料がなくなる一番の原因は、給料より支払いが多いことです。
たとえば以下のような固定費や生活費が収入を上回っていれば、給料が残らないのは当然のことだといえるでしょう。
- 高額な家賃や住宅ローン
- 見直していない保険の掛け金
- 無駄の多いスマホプラン
- 複数契約しているサブスク
特に家計簿をつけていない場合、気づかないうちに支出が膨らんでいるケースも少なくありません。
「給料日なのに一瞬でなくなる」と感じる方は、このパターンに当てはまる可能性が高いです。



まずは「給料より支払いが多い状態」に気づくことが、家計の見直しの第一歩です。
カードの支払いで給料がなくなるから
支払いだけで給料がなくなる大きな原因のひとつが、クレジットカードの支払いです。
「気づけば給料のほとんどがカードの引き落としに消える」という人も少なくありません。
予想以上に金を使っておる。現金に変えなきゃなのに残金なくてやべぇなこりゃ。給料日まで待ってもカードの支払いでなくなるし。
引用:X-@LIER_BLUE
クレジットカードは手元にお金がなくても買い物ができるため、つい使いすぎてしまいがち。
またリボ払いや分割払いを利用していると、手数料がかさんで支払い額が膨らみやすくなるでしょう。



クレジットカードはポイントが貯まるメリットもあるので、固定費の引き落としのみ利用するなど上手に使いたいですね。
旦那の給料が支払いでなくなるから
支払いだけで給料がなくなる原因として、旦那の給料が支払いでなくなるケースがあげられます。
とくに専業主婦やパート家庭では旦那の収入だけで生活をまかなうため、支払いの負担が集中しやすくなるでしょう。
今日給料日。旦那の給料安すぎて萎える。月初の支払いだけでなくなるどころかマイナスってどういうこと?詰んでる。
引用:X-@mk23231528
支出の見直しを後回しにすると、家計がますます圧迫されてしまいます。
その結果、生活費が足りず貯金もできないという悪循環に陥ることに。



家計の透明化を進めて、夫婦で協力しながら見直していくことが大切です。
支払いが多くて生活できない|リアルな体験談


ここでは、支払いが多くて生活できないという声を紹介します。
Yahoo!知恵袋に寄せられたリアルな体験談をもとに、多くの人が抱える悩みを取り上げました。



共通点を見つけることで、自分の経済状況を見直すヒントが得られるかもしれません。
①支払いが多くて生活できない
来月の支払いを計算したら給料のほとんどを使うことになって、今月の手取りおよそ15~16万。支払い14万3千手取り15万として残り5千へたするともっと少ない可能性も。これで一ヶ月どうすごせばいいのかわかりません。一人暮らしです。朝は基本食べず昼は外食から弁当に切り替えて夜は適当に食べてます。
【大体の内訳です】 家賃(水道込)4万 携帯代等4万6千 友人へ借りてた3万 自動車学校ローン2万2千 クレカ6千 光熱費ガス3千電気6千 だいたいこんなかんじです。電気は4月支払いでも大丈夫かなと思ってます。
引用元:Yahoo!知恵袋-来月の支払いを計算したら…
以下は、知恵袋に寄せられた回答です。
- 外食をやめるべき
- 携帯代が高すぎる
- ローンは親に建て替えてもらっては?
- 家賃と共益費が収入の3割を超えている(高すぎるのではないか)



多くの人が、携帯代の高さを指摘していました。また、切り詰めやすい食費に関しては、外食をやめて自炊するようにというアドバイスもありました。
②お金がなさすぎて毎日が楽しくない
節約していると生きていても楽しくないと感じるようになりました。 節約、無駄な出費を抑える、かけなくても良いお金をかけない と考えて生活していると今まで好きでお金を出してきた大半のものが無駄な出費に思えます。 物に対して機能面しか考えなくなり、それを考えると何も楽しくなくなりました。
引用元:Yahoo!知恵袋-節約していると…
以下は、知恵袋に寄せられた回答です。
- お金があるイコール幸せではない
- お金がない中で努力する姿勢が素敵
- 本当の意味で無駄なものとお金を使うべきものを理解することが大切



お金がなくて節約の日々を過ごしていると、気持ちが落ち込みますよね。しかし、そのような時こそポジティブ思考で、お金をかけずに楽しみや喜びを見つける姿勢が必要です。
③生活費がない、貯金もない
28歳、一人暮らしOLです。恥ずかしながら貯金0で絶望的です。損保勤務、手取りは月24〜25万と少ない上、お金の使い方が下手です…だいたい給料日から1週間も経たないうちに残高はほとんど無く、足りなくなったらカード使用、 ストレス発散に散財したり、よく考えずに洋服を買ってしまいます.
仕事も楽しく無い、恋愛も大して満たされてるわけでもなく、お金もないどん底です。
引用元:Yahoo!知恵袋-28歳、一人暮らしOLです…
以下は、知恵袋に寄せられた回答です。
- 分割払いやローンを減らすべき
- ブランド品をやめてプチプラを買うのが良い
- クレジットカードの利用を控えるべき



クレジットカードは手元にお金がなくても物を買えてしまうので、生活費や貯金がない場合は使用を控えた方が良さそうです。
支払いだけで給料がなくなる|5つの対処法


ここでは、支払いだけで給料がなくなる状況を改善するための対処法を紹介します。
家計が苦しいと感じたときは、まず何をすべきかを明確にすることが大切です。



すぐに実践できる5つの方法を知ることで、家計に少しずつゆとりが生まれていきますよ!
固定費を見直す
支払いだけで給料がなくなる状況を改善するには、まず固定費の見直しが効果的です。
たとえば
- 家賃
- 光熱費
- 通信費
- 保険料
- サブスクの料金
- 車のローン
- 駐車場代
など、毎月決まって出ていく固定費を減らすだけで、家計にゆとりが生まれます。
固定費は一度見直せば継続的な節約につながるため、変動費よりも効果が持続するのが嬉しいポイント。



まずは「毎月かかっているお金」を見える化して、削れるところを探してみてくださいね。
固定費を安くする方法については、以下の記事で詳しく解説しています。


使用目的ごとにお金を分ける
支払いだけで給料がなくなる状況を防ぐには、お金を使用目的ごとに分けて管理するのが効果的です。
使用目的ごとにお金を分ければ、今月どれだけ使えるかがひと目でわかります。
たとえば
- 食費
- 日用品
- 医療費
- レジャー費
など、目的が明確になると無意識の支出が減るため、計画的にお金を使えるようになるでしょう。
まずは月初に予算を決めて、お金をカテゴリごとに仕分けしてみてください。



家計管理に使うものは、100均で揃えると経済的です!
お金管理の方法については、以下の記事で詳しく解説しています。


家計簿をつけて収支を把握する
支払いだけで給料がなくなる人の多くは、自分の収支を正確に把握できていない傾向があります。
そこで効果的なのが、家計簿をつけてお金の流れを「見える化」することです。
日々の出費を記録することで、無意識の浪費や固定費の多さに気づくきっかけになるでしょう。
ノートでもアプリでも、自分が続けやすい方法を選ぶのがポイントです。



小さな一歩でも、家計を立て直す大きなきっかけになるので、気軽に始めてみてくださいね。
家計簿がめんどくさいと感じている人は、ぜひ以下の記事を読んでみてください。


変動費を節約する
支払いだけで給料がなくなる状態を防ぐには、固定費の見直しに加えて変動費の節約も欠かせません。
変動費とは、毎月の支出額が変わる項目をを指します。
主な「変動費」は ・食費 ・日用品 ・被服費 ・娯楽費 ・医療費 ・交通費 医療費・交通費は削りづらい。食費・娯楽費はあまり削りすぎると心が貧しくなる。結局、一番節約に向いている変動費は、日用品・被服費といった消耗品ということになる。この辺は見栄をはらずコスパで考える姿勢が大事やね。
引用:X-@nabram1985
意識せずに使っていると、気づかないうちに出費が増えていることも少なくありません。
たとえば買い物の回数を減らしたりセールを上手に活用するだけでも、節約効果があるでしょう。



無理なく減らせるところから見直して、少しずつ家計にゆとりを作っていきましょう!
変動費の節約については、以下の記事で詳しく解説しています。


副業で収入を増やす
支払いだけで給料がなくなる状況から抜け出すには、副業で収入を増やすのも1つの選択肢です。
支出を減らすことには限界があるため、収入源を新たに増やすことで家計に余裕を生み出しましょう。
こんな副業が人気
- ポイ活
- 写真販売
- メールレディ
- アンケートモニター
など、最近はスマホ1台でできる副業やスキマ時間を活用した働き方も増えています。
まずは月に「あと1万円」を目指すくらいの気持ちでスタートしてみてください。



リモートワークなど働き方も多様化しているので、きっとあなたに合った仕事が見つかるはず!
初期費用無しの副業については、以下の記事で詳しく解説しています。


支払いがどうしても厳しい場合の最終手段


ここでは、支払いだけで給料がなくなる状況でどうしても生活が立ち行かないときの対処法を解説します。
節約や副業だけでは解決できない状況に陥ったとき、取るべき行動を知っておくことは非常に大切です。
それでは、最終手段として現実的に検討できる2つの方法を紹介します。



家計が立ち行かなくなる前に、早めに対処することが重要です。
身内に肩代わりしてもらう
支払いがどうしても厳しい場合は、身内に肩代わりしてもらうことを検討してみましょう。
借金が多いと利息分だけでも大きな金額になってしまい、なかなか払い終わることができません。
そのため、支払いでいつまで経ってもカツカツの生活ということになってしまいます。
ただし、あくまで一時的な支援として受け取る意識を忘れないでくださいね。



感謝の気持ちを忘れず、今後の返済計画も一緒に考える誠実な姿勢が大切です。
債務整理を検討する
支払いがどうしても追いつかないときは、債務整理を検討することで解決への道が開けます。
債務整理とは、借金の減額や支払いの猶予を法的に調整する制度のこと。
任意整理や自己破産など状況に応じた方法があり、専門家に相談することが第一歩となるでしょう。
弁護士や司法書士に相談すれば、無料でアドバイスを受けられるケースもあります。



生活の立て直しを目指すなら、一人で悩みを抱え込まず早めに行動を起こしてくださいね。
支払いだけで給料なくなる|よくある質問


ここでは、「支払いだけで給料がなくなる」ことに悩む人からよく寄せられる質問をまとめました。
多くの方が同じような不安や疑問を抱えており、状況の改善に役立つヒントも見つかるかもしれません。



気になる疑問を解消して、一歩踏み出すきっかけにしてくださいね。
まとめ|支払いだけで給料なくなる生活から脱却しよう
今回は「支払いだけで給料がなくなる」「支払いが多くて生活できない」といった状況の対策法を紹介しました。
自分にできることから少しずつ試して、給料より支払いが多い状況を変えていきましょう。
- 支払いだけで給料がなくなる理由は「給料より支払いが多い」「カードの支払いが多い」など
- 固定費の見直しや家計簿をつけることで家計を改善していこう
- 支払いがどうしても厳しい場合は「債務整理」も考えよう
もし「支払いだけで給料がなくなる人の特徴」に1つ以上当てはまる人は、対処法をぜひ実践してくださいね。
支払いだけでカツカツという生活を続けていると、心身ともに疲れてしまい、人生を楽しめなくなってしまいます。



経済状況を一日も早く立て直して、余裕がある暮らしを叶えましょう!