無駄遣いしない生活が節約の基本だと分かっていても、無駄遣いを後悔して立ち直るのに苦労している人もいることでしょう。
今回はお金が貯まる人の性格や無駄遣いしない人の特徴を解説します。
▼この記事を読んで分かること
お金を使わない生活を楽しいと思う方法も紹介するので参考にして下さい。
無駄遣いしない生活が節約の基本
お金を貯めたい人にとって、無駄遣いしない生活が節約の基本になりますよ。
生活改善しないとダメだ:(´◦ω◦`):
お金使い過ぎ問題だよ 無駄遣いダメ!絶対!
引用元:X-@mugen1000rr
しかしお金に余裕ができると、つい目先の楽しみのために散財してしまう人は多いはず。
どうしても節約できない、自分へのご褒美だと言ってついつい無駄遣いしてしまう場合。 強制的に金がかからない生活環境を作るのも一つの手。
本気で貯めるなら自分の欲求が刺激されやすい場所から離れてなるべくお金が使いづらい状況を作るのが大事だなと思う。
引用元:X-@zinseihagame
私たちは、しっかりと節約を意識しなければ無駄遣いする方に流されてしまう傾向にあるといえるでしょう。
いざという時の備えや老後の生活資金を増やすためにも、お金に対する意識を変えて無駄遣いしない生活を心掛けることが大切です。
無駄遣いする心理とは?
無駄遣いする心理に深く関係しているのは、行動経済学における「メンタルアカウンティング(心の会計)」という言葉です。
私たちは無意識の心理として「給料は貯金する」「臨時収入はパッと使う」といったように、お金の入手経路によってお金の使い方が変わる傾向があるとされています。
メンタルアカウンティング(心理会計)とは、お金を使用するときの意思決定が、お金の出処や何に使うかによって、変化することを指す。
例えば、ギャンブルで儲けた100万円を使うときと、働いて貯めた100万円を使うときとでは、ギャンブルで儲けた100万円の方が無駄遣いしても後悔は少ない。
このように人々はメンタルアカウンティングによって、「お金に色を付けている」といえる。
引用元:みずほ証券 ファイナンス用語集
たとえばスーパーで1円でも安いものを探す一方で、お気に入りのカフェでは何百円もするコーヒーを楽しんでいませんか?
基本的に私たちの心理はお金に関して無駄遣いをしやすい傾向があるので、そのことを理解してしっかりと財布の紐を締めることが大切です。
私たちはお金を全体として捉えず自分の勘定科目の中で損得を判断するため、時として理屈の合わない選択をすることがあるのですね。
お金を使わない生活は楽しい?
節約のためにお金を使わない生活をしていると、楽しくないのではと心配になりますよね。
しかしお金を使わない生活でも、工夫次第で充実した毎日を過ごすことは可能です。
- 図書館で本を借りる
- 動画鑑賞を楽しむ
- 自転車でサイクリングする
- 自然豊かな場所を散策する
- 無料のゲームアプリで遊ぶ
- ネットで雑誌や漫画を読む
今はスマホさえあれば、無料で楽しめるコンテンツがたくさんありますよ。
またお金を使わない生活でも、自然を満喫すると楽しくリフレッシュできるでしょう。
お金を使わない生活をいかに楽しむか、上記のアイデアをぜひ試してくださいね。
お金が貯まる人の性格とは?
お金が貯まる人には、性格面で共通点がありますよ。
- プラス思考で明るい
- 粘り強い
- ネガティブな言葉を使わない
考え方が前向きで明るい人は、節約や貯金を楽しんで継続できるでしょう。
また粘り強い人は、お金がない状況にもくじけず「絶対に貯める!」という気持ちを保ち続けます。
お金が貯まる人の考え方とは?
考え方ひとつで人生が変わることもあるよ
・チャンスを逃さない「やらずに後悔よりやって後悔」
・ミスしても落ち込まない「失敗から何を学んだか」
・同じ時間で人より濃く働く「どう効率を上げるか」
・切りかえも大切「なるようになる」
ポジティブ思考が大切だよ
引用元:X-@kobayashi30nen
そしてお金が貯まる人は、「お金がない」「生活が苦しい」といったネガティブな言葉を使わない傾向がありますよ。
昔から言霊という言葉があるように、私たちが発する言葉には強い力があるため「お金に余裕がある」「貯金が増えている」といったプラスの言葉を使ってくださいね。
無駄遣いしない人の特徴
無駄遣いしない人の特徴として、以下のことがあげられます。
どれも簡単な習慣なので、ぜひ取り入れてくださいね。
お金を使わない日を作っている
無駄遣いしない人は、お金を使わない日を作っていることが特徴です。
お金を使わない日は「ノーマネーデー」とも呼ばれており、定期的に実践すると高い節約効果があるとされています。
現代人はお金を使うことに慣れ過ぎた だからこそ、ノーマネーデーを実践して 少しでも節約する意識を持とう。
最初は苦行に思えるかも知れない。 しかし次第に慣れてくる。 ノーマネーデーを日常化すればしめたもの
引用元:X-@MotoLife_1st
最初は一カ月に一回のペースから始めて、無理なく継続することが大切です。
慣れてきたらお金を使わない曜日を決めるなどして、徐々にノーマネーデーを増やしていきましょう。
家計簿をつけて収支を把握している
無駄遣いしない人は、家計簿をつけて収支を把握していることが特徴です。
「何にお金を使ったか分からない」「いつの間にかお金が減っている」という人は、まず家計簿をつけてお金の流れを可視化することから始めましょう。
断言しますが、節約したいなら今スグ「 家計簿 」を勉強してください。めんどくさいと思ってたら私は5万も損してました。
ひと月の収支が可視化されたことで、保険を見直して2万の減額。iPhone代も6千円に。使ってない筋トレやヨガのサブスクも解約。
引用元:X-@Rika_mnys
家計簿をつければ、自然と無駄遣いに気付けるようになりますよ。
自分のお金の使い方をしっかりと把握することが節約につながります。
無駄遣いを減らすアプリで節約している
無駄遣いしない人は、無駄遣いを減らすアプリで節約していることが特徴です。
「家計簿をつけてみたいけど面倒くさい」と感じる人は、スマホの収支管理アプリを活用してはいかがでしょうか。
スマホ壊れたから家計簿アプリも変更してみた。入力したら街が発展していくらしい。
引用元:X-@shotanico4th
「家計簿レシーピ!」買い物をしたレシートを撮影するだけで家計簿をつけられるアプリ。お店ごとに集計したり、買った商品からレシピを提案してくれる機能も。
引用元:X-@sumaaho14
ゲーム感覚で家計簿がつけられたりレシートをスマホで読み込むなど、探せば便利な機能があるアプリがたくさんありますよ。
無駄遣いをやめられない人の特徴
無駄遣いをやめられない人には、共通する特徴がありますよ。
ここでは無駄遣いをやめられない人の具体的な特徴を紹介します。
- レシート(購入金額)を確認しない
- レジ横の商品をついでに買ってしまう
- 「期間限定」「まとめ買いがお得」といった単語に弱い
- 時間にルーズでよく遅刻する
当てはまる特徴が多いほど、あなたは無駄遣いをやめられない人だといえるでしょう。
遅刻は直接お金とは関係ないものの、時間にルーズな人はお金の管理もゆるくなる傾向があるようです。
無駄遣いはストレスが原因?
無駄遣いの原因として、ストレスが関係している場合がありますよ。
人によっては、お金を使うことが一番のストレス解消になっているケースがあるのです。
無駄遣い多いからそれやめれば家賃高いところ住んでもいおのでは?って思ったけど無駄遣いもストレス発散になってるからなぁ
引用元:X-@ryou828
たとえば、嫌なことがあったときに自分にご褒美を買ったりギャンブルを楽しんだりしたことはありませんか?
一時的には、お金を使うことで心が満たされたと感じるかもしれません。
しかしストレス発散の頻度が高くなると浪費癖につながり、結局は無駄遣いをすることになるのです。
たまのストレス発散にお金を使うことは効果的ですが、お金以外でストレス解消する方法も試してくださいね。
無駄遣いした後悔から立ち直る方法は?
無駄遣いした後悔から立ち直るには、他の人の無駄遣いの体験談を読むことが効果的です。
パチスロやゲーセンで無駄遣いした時は、後悔しても何も残っていないからすぐ忘れるんだけど… 買った物が失敗だった時は、物が残っているので、それを見る度にハァー… となり、なかなか立ち直れない
引用元:X-@shirainium
五千円くらいの無駄遣いしてしまい後悔が凄い。暫く立ち直れない。
引用元:X-@ReenSyanKiFoo
誰もが、衝動買いで後悔した経験があるはず。
無駄遣いして後悔するのは自分だけではないと知れば心が軽くなり、立ち直るための助けとなるでしょう。
無駄遣いした後悔から立ち直るのは大変ですが、よい勉強をしたと前向きに受け止めてくださいね。
人生で一番の無駄遣いランキング
ここでは多くの人が「人生で一番の無駄遣いだった」と感じたお金の使い道を、CPマネーランドの調査結果を元にランキング形式で紹介します。
CPマネーランドでは、人生で一番の無駄遣いが何だったかを調査しました。
順位 | 項目 | 後悔した理由 |
1位 | 不動産 | 調査不足、ローンの見積もりの甘さ |
2位 | 車 | 維持費に思った以上にお金がかかった |
3位 | 投資 | 勉強不足で損をした |
4位 | ギャンブル | 欲に目がくらんで予想以上の散財をした |
5位 | 海外旅行 | 異国でつい財布の紐が緩み散財した |
1位~5位はどの項目も金額が大きいため、納得いかない結果になると人生で一番の無駄遣いだと感じるようですね。
また6位〜10位の項目はいわゆる嗜好品に当てはまり、お金を使ってから「もったいなかった」と後悔する人が多い傾向にあるようです。
「人生で一番の無駄遣いだった」と思うようなお金の使い方をしないように、慎重に使い道を考えてくださいね。
無駄遣いはどこから?知恵袋の声
無駄遣いはどこからなのかと、疑問に思う人もいるでしょう。
ここでは無駄遣いはどこからかについて、ネットに寄せられた声を紹介します。
無駄遣いはどこから?(学生の場合)
お金の無駄遣いはどこからですか? 月に5000円のお小遣いをもらっています。 ですが3万円以上貯まったことはありません…
学校で使うもの、服などは親が買ってくれます。 「生活に必要なものは買うから、あなたはお小遣いで好きなものを買いなさい。好きなものを好きなだけ買えるのは今のうちだから。」というスタンスです。
なのでいつも趣味にお小遣いを使ってます(趣味が多く、お菓子作りや写真、メイク用品や裁縫道具などに使っています。) これ買いたいからこれは我慢しようか…と我慢することもあります。
バイトは禁止されているため、していません。 貯金はしておらず、自分用の口座もないため、自分の財布の中身が全財産です。一般的にいわれるお金の無駄遣いはどこからですか?
引用元:Yahoo!知恵袋-お金の無駄遣いはどこからですか?
この人は、まだ学生でお小遣いをもらっているようです。
お金の使い方について、無駄遣いはどこからかと悩んでいるとのこと。
ネットに寄せられた回答は、以下の通りです。
- 自分が納得するものに使えば無駄遣いではない
- お小遣いで楽しんでいるなら無駄遣いではない
- 学生のうちはお小遣いの範囲内なら使ってもよい
- 社会人になってからしっかりと貯金すればよい
- 自分が価値がないと思うものに使ったら無駄遣い
お金の使い道に対する価値観は人によって異なるため、無駄遣いはどこから?という質問に対する回答はさまざまです。
まとめ
今回は、無駄遣いしない生活について解説しました。
お金を使わない生活を楽しいと思えれば、ストレスなく節約ができますよ。
また無駄遣いしない人の特徴やお金が貯まる人の性格も紹介したので、参考にしてください。
お金を使ってしまうストレスを上手に解消しながら、しっかりと節約していきましょう。