夏になると気になってくるのが、電気代ですよね。暑い夏は、冷房代が家計を圧迫するという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、温度や風量の設定、メーカーによる冷房代の違い、エアコンクリーニングなど、様々な角度から冷房代の節約術を詳しく説明します!
今回は、エアコンの電気代について詳しく解説していきます!この記事を読んで、少しでも夏の冷房代を節約していきましょう♪
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エアコンは消費電力量が多い家電
一般家庭において、一番消費電力量が大きい家電は他でもないエアコンです。図1は家電の消費電力の内訳をご案内したものですが、エアコンは一般的な家庭における電気消費量の約4分の1を占めているとされます。
電力計画.com
私たちが使う家電の中で、最も大きな電力を使うのがエアコンです。特に暑い夏は冷房が欠かせないため、電気代が気になりますね。冷房代を節約するには、どのような方法があるのでしょうか?
エアコンは、他の家電と違って一家で何台も使う場合が多いため、工夫次第では大きく電気代を節約することが可能です。ぜひエアコンの使い方を見直して、冷房代を節約していきましょう!
冷房代の節約には色々な方法があるので、ぜひあなたのご家庭とって一番やりやすい方法を探してくださいね♪
冷房代の節約術8選
ここからは、冷房代を節約するための方法を、詳しく解説していきます!色々なやり方があるので、一番取り入れやすいと感じるものから、ぜひ試してくださいね。
温度設定で電気代を節約する
温度設定 | 1時間 | 8時間 | 1か月 |
27度 | 19円 | 152円 | 4,560円 |
28度 | 17円 | 136円 | 4,080円 |
暑い日には、ついエアコンの温度を下げたくなりますよね。しかし、エアコンの設定温度をたった1度上げるだけで10%も電気代が節約できるのをご存じでしょうか。
上記の表では、1か月にかかるエアコンの電気代を簡易的に計算して比較してみました。1台だとそれほど差を感じないかもしれませんが、家に複数台のエアコンがあれば、トータルの電気代には大きな差が出るはずです。
エアコンの設定温度を下げるほど電気代は高くなってしまうので、他の節電アイデアも取り入れながら、無理のない範囲で温度を調整してみましょう。
エアコンだけで部屋を冷やそうとすると、設定温度を下げなければなりませんよね。しかし、他にも工夫を加えることで、28度でも快適に過ごせます!ぜひ以下の節約術も読み進めてくださいね♪
風量を調整して電気代を節約する
風量を強めるだけで、同じ温度設定でもより快適に感じられるでしょう。というのも、風量を上げれば空気が循環し、より部屋全体の温度が均一になるからです。嬉しいことに、風量を上げても電気代はさほど変わらないので、設定温度を変えなくても省エネに繋がります。
Looopでんき
電気代を節約しようとして、エアコンをつけるときに風量を「弱」に設定していませんか?しかし、エアコンの温度が同じであれば、風量の強弱によって、電気代に大きな違いはありません。
それならば、エアコンの付け初めにはしっかりと風量を上げて、部屋を効率的に冷やした方が、電気代の節約につながります。また、暑いと感じる場合は、温度を下げるよりも風量を上げる方が、冷房代の節約になるでしょう。
エアコンの風量を上げると、電気代がかかると思っていました!風量の強さによって電気代に大きな差がないのは、嬉しいですね♪
除湿機能で電気代を節約する
エアコンには、除湿機能があります。この機能を適切に活用することで、電気代を節約することができます。
湿度が高い時には、冷房だけでなく除湿機能を使うことで、快適な室内環境を保ちながら電気代を抑えることができます。
再熱除湿方式
再熱除湿方式は、除湿機能の後に空気を温め直し、取り込んだ空気と排出する空気の温度変化を減らす方式の除湿機能のことです。
風量を減らすことで、冷房運転時のパワーを抑えることができます。部屋の温度を下げずに除湿をする機能のため、湿度が高く気温が低いときに活用するのがおすすめです。
弱冷房方式
弱冷房方式は、冷房で部屋の空気を下げながら、同時に湿度も下げるという機能。室内の温度が高い場合でも、弱冷房方式を使えば、電気代を抑えながら快適な涼しさを実現することができます。
弱冷房方式は、除湿をしつつ温度も下げたい時に使うと良いでしょう。
除湿と冷房はどちらが節約になる?
湿度が高い場合、除湿運転をすることで室内の快適さが維持されます。一方、温度が高い場合は冷房運転が必要です。
除湿と冷房のどちらが節約になるのかは、室温と湿度によります。室温が低く湿度が高い場合は、除湿運転を選ぶことが節約になります。
電気代が高い順に並べると・・・
再熱除湿>冷房>弱冷房除湿>送風となります。
風向きを工夫して冷房代を節約する
エアコンの風の向きは、部屋全体を快適にするために重要なポイントです。
風を上に向けることで、冷たい空気が部屋全体に広がります。逆に、風を下に向けると、冷風が一点に集中してしまい、部屋全体が均一に冷えづらくなります。
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こう57088668さん(20代男性)
室内の気流も変わり、とても良い状態です。まだ冷房しか使ってませんので、暖房もいいかなとおもいます。
エアコンの風除けカバーを上手に使うと、より効率的でエコに冷風を循環させられますので、冷房代の節約におすすめです♪
自動運転で電気代を節約する
エアコンの風量や温度を自動運転にすることで、電気代を節約することができます。自動運転機能は、エアコンのセンサーが室温や湿度を検知し、それに合わせて風量や温度を調整してくれます。
この機能を活用することで、常に最適な状態で冷房を使用することができますよ。
自動運転は便利ですが、冷たい空気は下に溜まるため、センサーの位置によっては冷房が効きすぎる可能性も。その場合は扇風機やサーキュレーターで室内の空気を循環させると良いですよ♪
エアコンの風を循環させて冷房代を節約する
エアコンの風を循環させることで、冷房効果を向上させることができます。室内の空気を循環させることで、冷たい空気が均一に広がり、部屋全体を快適に保つことができますよ。
これにより、冷房を効果的に使用することができ、電気代の節約にもつながります。
また、自動運転を使う場合にも、室内の温度を一定にすることでセンサーに正しい室温が伝わるため、節電につながります。冷房の冷たい空気は部屋の下に溜まるため、しっかりと空気を攪拌することが大切です。
一人暮しの娘にと購入させてもらいました。デザインも色も可愛く機能性も良いとすごく喜んでくれました。お気に入りで毎日活躍してるみたいです。めちゃめちゃ可愛いです。
とんちん123さん(50代女性)
エアコンと合わせて扇風機やサーキュレーターを上手に使うことで、素早く部屋全体に冷たい空気がいきわたり、節約につながるんですね♪
エアコンクリーニングで冷房代を節約する
エアコンは長時間使用すると、フィルターや室外機、また冷却材の汚れが原因で効率が悪くなります。
定期的なエアコンクリーニングを行うことで、冷房効果が向上し、電気代の節約にもつながります。
フィルターを掃除する
フィルターを掃除することで、エアコンの効率が改善されて、節電につながります。
目詰まりしているフィルターを綺麗に掃除するだけで、冷房時で約4%もの節電効果があるとされています。
エアコンフィルターの掃除は、取り外して綺麗に洗ったあと、しっかりと乾かすだけ。簡単で節電効果が高いので、ぜひ習慣にしてください♪
室外機を掃除する
室外機の汚れは消費電力量や電気代を上げるため、シーズン中に最低1度は室外機の掃除を行うことが必要です。
掃除にあたってはブラシや水で濡らした雑巾で汚れを拭き取りますが、裏側にある「フィン」という金具の汚れがひどい場合は業者に掃除を依頼しましょう。
また、室外機に直接水をかけると故障の原因となるので厳禁です。
パナソニック
室外機は、水濡らした雑巾で丁寧にふき取り掃除を行いましょう。室外機に汚れが溜まると、排熱が滞って電力の消費が増えたり、故障につながったりするので注意が必要です。
また、室外機の近くには物を置かないことも大切。室外機の周りはスッキリと片付けるように意識してくださいね。
エアコン内部を掃除する
長時間使用されたエアコンは内部に埃等がたまることにより、エアコンの性能を低下させることがあります。また、内部にカビが繁殖することで、異臭の原因やアレルギー症状の原因となるという報告もあります。
資源エネルギー庁
知識のある事業者に依頼すれば、エアコン内部の汚れを取ることで性能を回復させ、省エネになる可能性があるとともに、空気の清潔性維持や匂いの除去を通じて快適に過ごすことができます。
フィルターや室外機の掃除をしても、エアコン内部は素人では掃除することが難しいですよね。しかし、長年使ったエアコンには、予想以上に汚れやカビが溜まっているもの。
もし自分でできる掃除をしても節電効果が感じられない場合は、プロに掃除をお任せしてみるのも良いですね。
プロにクリーニングをお任せすると、エアコン寿命が延びて、エアコンの効率もぐっと改善し、節電につながります♪
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電気料金プランを見直して冷房代を節約する
自分の家庭の電気使用状況に合った電気料金プランを選ぶことも節約のポイントです。
自宅で冷房を長時間使用する場合は、夜間割引などの時間帯別電気料金プランを検討してみると良いでしょう。
また、最近では自由に選べる電気会社も増えているので、比較検討しながら一番安いプランを見直すことも、冷房代の節約となるでしょう。
まとめ
冷房代を節約するためには、適切な温度や風量の設定、エアコンクリーニングの実施、電気料金プランの見直しなどが重要です。
また、メーカーや機種の選択にも注意しましょう。これらの節約術を実践することで、快適な室内環境を保ちながら家計の負担を軽減することができます。
夏の暑さを乗り切るため、ぜひ試してみてください!